アンブシュアとは?アンブシュアを鍛える方法まとめ

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参照元@pixabay

アンブシュアは、トランペット初心者はもちろん、ベテランのトランペット奏者も含めて、すべてのトランペット奏者にとって、永遠の課題とも言えるものです。

このアンブシュア1つで、トランペットの音色や演奏のしやすさまで大きく変わってしまうほど、アンブシュアは重要なものです。

なのですが、アンブシュアは感覚的な部分が大きく、指導者によって異なってくることが多いので、トランペット初心者の方は特に、アンブシュアは頭を悩ませることではないでしょうか。

 

ここでは、そんな悩みの種、アンブシュアについて、そもそもアンブシュアとは何か?アンブシュアを鍛える方法などについて、できるだけ分かりやすくまとめてみました。

 

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アンブシュアを鍛える方法の前に

まずは、アンブシュアとは何か?アンブシュアの基本的なイメージなどを、お話ししていきます。

 

アンブシュアとは口の形

アンブシュアは、管楽器を吹くときの口の形、状態のことです。サックスやクラリネットなどの木管楽器、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器で演奏方法は変わるので

アンブシュアも楽器ごとに変わります。このブログでは

トランペットを吹くときの口の状態を指して、アンブシュアと呼びます。

 

トランペットを含めた管楽器は、息を吹き込んで音を鳴らす楽器ですので、演奏する人によって大きく左右されます。

人それぞれ体格や骨格、歯並びなどが違うので、アンブシュアも人それぞれ違ってきます。

 

人によって違うということは、ある人にとってはベストなアンブシュアでも、それがそのままあなた自身に当てはまるとは限らないということです。

アンブシュアは、その人の感覚によるところが大きいので

あなたに合ったアンブシュアを掴むことが大切です。

 

アンブシュアのイメージ

トランペットのアンブシュアは人によって違うとお話しましたが、基本的な部分は変わらないと考えています。

じゃあ、どうやるのか?

今からお話しするイメージを掴んでいただけたら、トランペットのアンブシュアのイメージは、作られると思います。

 

まず、ストローを用意します。ストローがなければ、お箸や鉛筆などでも代用OKです。

用意ができたら、ストローを唇の真ん中でくわえます。くわえたら、それを落とさないようにキープしてください。

 

この口の形を、よく覚えておきます。

 

今度は、ストローなしで先ほどの、ストローを唇の真ん中でくわえた状態を再現してください。

漢字の「一」を口で作るように、口の両サイドをきゅっと結んで、唇の真ん中はストロー1本分だけ開いた状態で、リラックス状態になっていると思います。

この時の口の形が、トランペットのアンブシュアです。

 

10m先のローソクを吹き消すイメージで

ストローを唇でくわえた状態を再現できたら、その状態で息を吐き出します。この時、できるだけアンブシュアが崩れないよう、キープします。

 

イメージとしては、10m先にあるローソクの火を吹き消すイメージで、息を吐くことです。

 

息を吐きだすのに合わせて、唇の真ん中がブルブルと振動してくると思います。この振動が、トランペットの音になるものです。

ちなみに、楽器を当てずに唇を振動させることを、バズィングと呼びます。

ただ、この段階ではバズィングを意識せず、アンブシュアをキープして息を吐きだすことを意識してください。

 

息が出るポイント

重要なのは、唇の息が出るポイントを確認することです。

息を吐いているとき、その前に人差し指をかざしてみると(左右どちらでもOKです)どこから息が出ているかが、確認できると思います。

このポイントと、トランペットのマウスパイプ(マウスピースが楽器に取り付けられる細長い円筒部分)を合わせることで、スムーズに息が楽器に通っていき音が出るようになります。

 

最初に、トランペットのアンブシュアは、その人の体格や骨格、歯並びなどで違うと言ったのは、ここです。

 

唇の真ん中から息を吐くと言いましたが、体格や骨格などで若干のズレなどが出て来ます。自分では唇の真ん中と思っていても、実際は中心からずれている場合があるのです。

極端に中心からズレている場合は修正が必要ですが、数ミリ程度のものなら、無理に真ん中を意識せずに息の出ているポイントに合わせて、楽器をあてましょう。

 

アンブシュアを作ろう、キープしようと意識しない

トランペットのアンブシュアで注意したいのは

アンブシュアを作ろう、キープしようと意識しないことです。

 

ここまでお話ししてきたことを、否定する内容になってしまいますが、アンブシュアを作ろう、キープしようと意識することで、余分な緊張を生み、唇の振動を邪魔してしまうからです。

これでは、逆効果です。

 

注意したいのは、体の自然な動きをできるだけ邪魔せずに、それを活用することです。

 

お話ししてきたアンブシュアのイメージは、あくまでもイメージです。トランペットを構えて息を吹き込んだら、自然にトランペットのアンブシュアになっている、というのが理想形です。

混乱するかもしれませんが、アンブシュアのイメージが掴めたら、それに固執せずに、体の自然な動きに従うことを意識して、トランペットに息を吹き込んでみましょう。

 

アンブシュアを鍛える方法とは

トランペットのアンブシュアについて、お話ししてきました。

体の自然な動きに従うこととお話ししましたが、安定した良い音で、曲を演奏するという点で見たら、やはりアンブシュアを長くキープできるよう、鍛えることは大事です。

とは言え、トランペット初心者のうちは特に、闇雲にやっていてもアンブシュアが鍛えられるどころか、逆効果になってしまうことが多いです。

ここからは、トランペットのアンブシュアを鍛える効果的な方法を、お話ししていきます。

 

アンブシュアを鍛える方法は、口の筋トレ

アンブシュアを鍛える方法は、実はたった1つしかありません。それは

口の筋トレです。

 

トランペットのアンブシュアは、お話ししたようにストローを唇の真ん中でくわえた状態です。実際にやってみると、ストローを落とさないように、口の両サイドの筋肉で踏ん張って支えているのが分かると思います。

お気づきだと思いますが

アンブシュアをキープするポイントは、口の両サイドの筋肉で踏ん張ることです。

つまり、アンブシュアを長くキープできるようにするには、この筋肉を鍛えないといけないということです。

 

腕の筋肉を鍛えるには、腕立て伏せなどのトレーニングを行うしか方法は、ありませんよね?

それと同じで、アンブシュアのキープに必要な口の筋肉も、トレーニングによって鍛えていくしか方法は、ないのです。

 

アンブシュアを鍛えるトレーニング

アンブシュアを鍛える方法は筋トレしかないとお話ししましたが、一番のトレーニング方法は、実際にトランペットを吹くことです。

でも、トランペットを吹ける時間って、どうしても限られてしまいますよね?

 

そこで、ここでは実際にトランペットを吹かずにできる、アンブシュアを鍛えるトレーニング方法を、ご紹介します。

 

アンブシュアを鍛えるトレーニング|ストローを使う

トランペットを使わずにアンブシュアを鍛えるトレーニング、1つ目は先ほどもお話しした、ストローを使ったトレーニングです。

やり方は、アンブシュアのイメージでご紹介した通りなので、省略します。

 

ポイントは、ストローをくわえて、それをできるだけ水平になるようキープすることです。それによって、より高い音域まで広げられるからです。

ただ、やりすぎは禁物です。この後ご紹介するアンブシュアを鍛えるトレーニング法にも共通しますが、口の周りの筋肉が重く感じたり、疲れを感じたらすぐにトレーニングを中断して、休むように心がけましょう。

 

ツールを使ったアンブシュアを鍛えるトレーニング①P.E.T.E.

ここからは市販のアイテムを使った、アンブシュアを鍛えるトレーニングです。プロの方も大絶賛しているもので、P.E.T.E.(ピート)と言います。

 

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※Amazon、「Warburton P.E.T.E. SP」より

 

トランペットのマウスピースでも有名な、ワーバートンから発売されています。

使い方は、先ほどのストローを使ってのトレーニングと一緒で、このP.E.T.E.を唇の真ん中でくわえるだけです。

 

P.E.T.E.のすごいところは、用途に合わせて、円盤が付いた方と、反対側の円筒状の方それぞれでトレーニングができる点です。

 

アンブシュアをキープするという目的では円盤側、音域を広げる目的では円筒側と使い分けます。

P.E.T.E.を使ったアンブシュアを鍛えるトレーニングは、また別の記事で詳しくご紹介したいと思います。

 

ツールを使ったアンブシュアを鍛えるトレーニング②Brio

こちらも先ほどのP.E.T.E.と同じく、プロもおすすめしている、アンブシュアを鍛えるツールBrio(ブリオ)です。

 


※Amazon、「Brio アンブシュア練習器」より

 

Brioも、アンブシュアを鍛えるトレーニングでおすすめのツールですが、どちらかと言うと、トランペットに息を吹き込むための口の動きなどを知るのに効果的で、トランペット初心者には特におすすめのツールです。

マウスピースと一緒に使います。

マウスピースにBrioを差し込んで、四角い方を口にくわえてマウスピースを当てます。その状態で息を吹き込むだけです。

 

先ほどのストローでのトレーニングやP.E.T.E.と同じく、実際にトランペットで練習できない時、テレビを見ながらなどに行なうと、効果的です。

 

まとめ

トランペット初心者の課題の1つ、アンブシュアとは何か?アンブシュアを鍛える方法などについて、お話ししました。

 

この記事を参考にして、あなたのアンブシュアに対する理解が深まり、アンブシュアを鍛えるトレーニングに役立てていただけたら、嬉しいです。

 

 

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