歌が上手くなるとトランペットも上手くなる?トランペットと歌の関係とは?

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参照元@pixabay

トランペット奏者の中には、チェット・ベイカーアンドレア・モティスのように、ボーカルとトランペットを同時にこなす人がいます。

トランペット奏者の中では、かなり珍しい部類になるこの人たちですが、トランペット初心者が早く上達するための秘訣が、実はここに隠されているのではないかと私は思います。

 

つまり、歌が上手くなることと、トランペット初心者の上達は大いに関係がある

と、いうことです。

 

どういうことか?

今回のテーマは、歌とトランペットの関係についてです。

 

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歌が上手くなるのとトランペット初心者の上達が、なんで関係あるのか?

なんで、トランペット初心者の上達と歌が関係あるんでしょうか?

早速、入っていきたいと思います。

 

歌が上手いとは?

ここで断っておきますが、歌が上手いと言っても、

ちょっと口ずさんだだけで、歩いている人が立ち止まって聴き入ってしまう、人を惹きつけるような歌声で…とか

そこまでのレベルでは、ありません。

いくら何でも、ハードルが高すぎるというものです。

 

カラオケなどで歌って、人から「歌が上手いね」と、言われる。

それぐらいのレベルでも、トランペット初心者が早く上達するのには十分です。

 

歌が上手いと言われる要素

歌が上手いと言われる要素って、何でしょうか?いろいろ答えがあるかもしれませんが

  • 音程が取れていて
  • お腹から、しっかりと声が出ている
  • 強弱や、メリハリ(サビで盛り上がって歌ったりとか)が付けられたら、言うことナシ

 

少なくとも、上に挙げたことが歌が上手いと言われる要素だと、言えるでしょう。

 

自分の声が音になる

「音程が取れている」ことや「お腹から音が出ている」ことは、歌だけに限らずトランペットでも重要な要素です。

トランペットは、鍵盤楽器(ピアノなど)や弦楽器(ギターやヴァイオリンなど)と違って

息を吹き込むことで音を奏でる楽器だからです。

 

トランペットでは、音程を取るのも強弱をつけたりするのも、全部演奏する人の息のコントロールで行ないます。

 

自分の声が、そのままトランペットの音になる、と言っても良いでしょう。

 

言うまでもありませんが、歌うときの音程や強弱のコントロールは、すべて歌う人の発声、息遣いで行ないます。このように

トランペットと歌は、音(声)の出し方から調節まで、共通しているのが分かると思います。

 

手段が共通しているということは、どちらか一方の上達が、もう片方の上達に影響を及ぼすということです。

つまり、歌が上手くなることが、トランペットを早く上達させることに繋がるのです。

 

歌とトランペットが上手くなる2つの訓練法

トランペットと歌の関係が分かっていただけたと思います。ここからは、歌とトランペットの両方で重要な要素である

  • 音程が取れていること
  • お腹から声(音)が出ていること

この2つを身に付けるには、どうしたら良いのか?詳しく見ていきたいと思います。

 

トランペット初心者の悩み|音程が取れない

ある程度の音が出せるようになってきて、トランペット初心者が必ずぶち当たる壁が

音程(ピッチ)です。

 

狙った音を外してしまったり、音は出せていても音程が取れていなかったり(ほとんどの場合、音程が低くなっていますが)

 

この音程の問題を解消する方法は、とにかく楽器を練習することなのは言うまでもないですが、実はもっと深いところに、その原因があるのです。

それは、音感です。

 

音程が取れない原因、音感とは

音感とは、簡単に言うと聴いた音がどんな高さの音か、判断できる力のことです。この究極が、絶対音感と言われているものです。

雨音や車のクラクションの音が、ピアノの音程として聞こえるという人がいますよね?これが、絶対音感の最たる例です。

さすがに、そこまでとは言わなくても、この音感がないというのは

トランペット初心者にとって、上達するのに大きな壁となって立ちはだかります。

狙った音のイメージが掴めないからです。イメージが掴めないと、どうなるか?

狙った音が出せない、ということに繋がります。今出しているのが何の音か?というのも、当然ですが分かりません。

 

仮に、運良く狙った音が出せたとしても、音程までは取れないでしょう。

音のイメージがないので、音程がズレていても気付くことができません。

 

もちろん、これは歌にも当てはまります。

音程が取れない、音痴と言われる根本的な原因が、この音感なのです。

 

トランペットでも歌でも、音程が取れていない人の演奏は、かなり気持ち悪いものがあります。

どれだけ優れたテクニックがあっても、音程がズレているだけで下手に聴こえてしまうのです。

 

音感とは、それだけ重要なものです。トランペット初心者が早く上達するには、この音感を身に付ける必要があります。

 

音感が身に付く訓練法

音感は生まれつきのものと思われるかもしれませんが

実は訓練によって、ある程度身に付けることができるんです。

トランペット初心者の上達に重要な音感。音感を身に付ける方法をお話します。

ピアノを使います。

 

どの音でも良いので、ピアノで音を鳴らします。鳴らしたら、その音に合わせて発声します。

その時、ピアノの音と、あなたの声が波を打ったように乱れずに

まるで1本の線のように、2つの音が重なり合っていること。これを目指します。

 

2つの音の波長の乱れが少ないほど、音程が合っている状態になります。あまり高すぎたり低すぎたりすると声が出せないので、真ん中あたりの鍵盤で行うと良いでしょうか。

そして、1つの音だけでなく、いろいろな音で試しましょう。

 

いろいろな音で合わせられるようになったら、トランペットの出番です。ピアノの音に合わせてトランペットで音を出してみてください。

音程のズレが劇的に少なくなっているはずです。

 

この訓練は、音感が身に付くだけでなく、トランペット初心者のお悩みの1つ、音程のズレを解消してくれる最高の方法です。

 

iPhoneが、ピアノに早変わり!?

ピアノを使った訓練法をご紹介しましたが、問題があります。それは、日本の一般家庭でピアノを置いている家庭が、なかなかないということです。

でも今は、iPhoneという便利なツールがあって、アプリをインストールすれば

iPhoneがピアノに、早変わりしちゃうんです。

「家にピアノがないんだけど!?」という人には、朗報ですよね?

 

「ピアノ – ぴあの 鍵盤 リアル 無料- Piano」

iPhoneで「ピアノ アプリ」と検索して、1番目に表示されたのがこのアプリだったので、インストールしてみました。

 

piano-appli

上の画像が、アプリを起動させた画面になります。

本物のピアノと同じ88個の鍵盤が再現されていて、左右にある「+」「-」をタッチすると、鍵盤サイズを調節できます。

画面に表示されない音域は、スワイプで移動させないといけないのが面倒ですが

音の確認には十分です。

 

メトロノームや録音機能(画像の□で囲っている箇所)も付いているので、簡単な曲などを演奏して楽しむのにも、使えると思います。

 

お腹から声(音)を出す、腹式呼吸とは

お腹から、しっかりと声(音)を出すには、腹式呼吸が欠かせません。これは、高い声を出すのにも声を安定して伸ばすのにも、言えることです。

逆に言うと、高い声が出せない、声が長く伸ばせない、2、3曲歌っただけで声が枯れてしまう、唇がすぐにばててしまう

これらはすべて腹式呼吸を行なうことで、解消できるんです。

 

腹式呼吸というと、特別な訓練が必要なのか!?と思うかもしれませんが、実は意識していないだけで、腹式呼吸をちゃんと行なっているんです。

ラジオ体操で最後に行う深呼吸や、寝るときの呼吸。あれが腹式呼吸です。

つまり、深呼吸や寝るときの呼吸を意識して行えば、腹式呼吸ができる訳です。

 

腹式呼吸のやり方

腹式呼吸の具体的なやり方を、お話ししていきます。

まず、背筋を伸ばして、まっすぐ前を見るようにします。そして、体の余分な力をできるだけ抜いて、リラックスした状態を心がけましょう。

そして、おへその辺りに息を溜めるイメージで、鼻から吸っていきます。

これを5秒かけて行います。

 

今度は、同じく5秒かけて吸った息を吐きだします。

一気に吐き出すのではなく5秒をかけて均一に

おへその辺りに溜めた息を、そのままおへそから押し出すイメージで吐きます。

これを繰り返すだけです。

 

この呼吸を意識して、トランペットで音を出してみてください。しっかりと安定した太い音が、楽に出ると実感できると思います。

もちろん、歌でも同じことが言えます。いつもなら、苦しくなってしまう高い音域が楽に出たり、普段よりも楽に歌えるはずです。

 

忘れてはいけないのが、姿勢リラックス、そしておへその辺りに息を溜めて押し出すイメージです。この中の1つでも欠けてしまうと、効果が実感できません。

最初は、めんどくさいと感じるかもしれませんが、手を抜かずに丁寧に実践していきましょう。

 

まとめ

今回は、トランペットの上達と歌の関係性について記事にして見ました。

今回ご紹介した、腹式呼吸と音感トレーニングを身に付けるだけで、トランペット初心者は見違えるように上達していきます。

それと同時に歌も上手くなって、人から「歌が上手いね」と言われるようになるでしょう。

 

せっかく音楽をやるなら、歌もトランペットも、両方とも上手くなりたいですよね。

 

ぜひ、チェット・ベイカーやアンドレア・モティスのようなトランペット奏者を目指して、人から喝采を浴びてみてください。

 

 

 

 

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